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Kajero

1) 形容詞節・副詞節（kiu・kiam・kie・se・kvankamなど）―絶対時制

名詞を修飾する形容詞節や、時間・条件などの副詞節では、原則として発話時点（語り手の今）に対する絶対的な時間関係で時制を選びます。主節が過去でも、従属節は「現実に過去なら過去形、未来なら未来形」。

2) 名詞節（ke・ĉu・ki-間接疑問節）―相対時制

3) まとめ表

5) よくある疑問への短答

• Q: 名詞節でも「今」を基準に読むことは？ → A: 話し手が「今」を意識して言い換えることはありますが、規範は相対時制（主節基準）です。
• Q: 形容詞節でも主節に合わせることは？ → A: 原則は絶対時制。物語の「語りの現在」が別に設定されている場合は、その「語りの現在」に対して絶対的に選びます。
• Q: 「過去における未来」を明示したい → A: 文脈で不十分なら、Li diris al mi la tempon, kiam li estus alvenonta.（到着するであろうと思われる時間を……） 等の表現ができます。

どの従属接続詞がどのタイプの従属節を作るかは、« Frazenkondukiloj » で紹介しています。