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エスペラント解説【文字】

文字一覧

記号一覧は下に掲載

abcĉdef
gĝhĥijĵ
klmnopr
sŝtuŭvz

音素

音素とは、ある言語で使う音を最も短く区切った最小の単位です。アルファベットは1文字が1音素に対応することが多いですが、エスペラントはすべての文字と音素が一対一に対応します。以下は要点となる音素です。アクセントは太字で示しました。

  • c: scio(スツィーオ)知識
  • ĉ: voĉo(ヴォーチョ)声
  • g: golfo(ゴルフォ)ゴルフ
  • ĝ: ĝirafo(ジラーフォ)キリン
  • h: hundo(フンド)犬
  • ĥ: ĉeĥo(チェーッホ)チェコ人
  • j: junio(ユニーオ)6月
  • ĵ: ĵurnalisto(ジュルナリスト)ジャーナリスト
  • l: lilio(リリーオ)ユリ(植物名)
  • r: rare(ラーレ)まれに
  • s: sofo(ソーフォ)ソファー
  • ŝ: ŝafo(シャーフォ)ヒツジ
  • u: balau(バラーウ)掃け
  • ŭ: morgaŭ(モルガウ)明日

気づきにくいこと

  • c, ĉ, ĝ, nは、舌先を上顎に付けて出す音。ts, tŝ, dĵ, ヌのように聞こえる
  • ĵ, zは、舌先を上顎に付けない
  • f, ĥは、狭めたところに息を通す摩擦の音。fは下唇と上の歯の間を狭める。ĥは舌の後ろ半分のところで狭め、半分開いたkの音。hは日本語の「ハヘホ」と同じく、どこも狭めない
  • lは舌先と上顎の接触時間がrよりも長い。rはいろいろな音が許容されるが、スペイン語風のrが発音しやすい。
    • スペイン語風のrは、舌先で上顎を1回叩く――言いにくい場合には「巻き舌(複数回叩く)」になる。
  • uは唇を丸め、舌を引いた“ウ”
  • ŭは子音。音は短いu

記号

ダイアクリティカルマーク diakrita signo

字上符 supersignoj

ダイアクリティカルマークの位置によって、subsigno (çのような)、trasigno (łのような)、enlinia diakrito (וּのような)もあるが、エスペラントで使われているのは字上符のみ。

  • * (˘) → 曲線鈎 / hoketo
  • * (˘) → ブレーヴェ / brevo

以下、インターネット暮らしの用語集 / Vortoj por Interreta Vivo - Nun-Vortojより

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